メルロー単一やカベルネ・ソーヴィニヨンなどのタンニンが多い品種とブレンドされる事もあるメルロー
メルローの特徴を見ていきたいと思います。
特徴
温和から温暖な気候で育つ品種の一つ。
中程度の酸と中程度のタンニンを持つ。
香りは赤系果実(イチゴ、レッドプラム)、青ピーマン、トウガラシの香りを持つ。
熟したメルローからは黒系果実(ブラックベリー、ブラックプラム)の風味を持つミディアム~フルボディのワインが作られる。
オークは使われるスタイルと使わないスタイル両方ある。
メルロー単一で素晴らしいワインを作る事も出来るが、カベルネ・ソーヴィニヨンなどのタンニンが多い品種とブレンドされる事も多い。(ブレンドされることでタンニンのレベルが下がり早い段階で飲めるようになったり、ブレンドすることで複雑性が増す)
重要な産地
- フランス ボルドー
ボルドーの中でも「サンテミリオン」、「ポムロール」の2つの地域はメルロー主体のワインが作られる。ボルドーの赤ワインはカベルネソーヴィニヨンとブレンドされるのが非常に多い。 - アメリカ カルフォルニア
カルフォルニアの赤ワインオークの風味を持つことが多い。 - チリ
柔らかで、ミディアムボディの早い段階で消費するようの大量生産用のブランドの生産地として特に重要な地域。
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